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教えて!究極のウールニット 編み方Q&A①

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madameH CLOSET「究極のウールニット」の特徴について、デザイナーmadameH佐藤治子から教えてもらう「教えて!究極のウールニット」コーナーです。
今回は上質素材を活かしたニットの編み方について。



Q、前回は素材について教えていただきましたが、ニットの編み方に違いがあるのですか?
昭和の頃、祖母が横長のブ〇〇ー編み機でジャージャーやっていたのは覚えていますが・・・

A、みなさん家庭科や趣味などで、棒針、かぎ針の手編み、家庭用編機を使った編み物をなさったことがあるでしょう。
アパレル製品のニットには、家庭用とは違う工業用編機を使います。今、アパレルの殆どの製品は、中国やベトナムなどの海外で、「手よこ」と呼ばれる編機を使って作られています。
原理はお祖母様が使っていた家庭用のブ〇〇ー編機と同じで、手動で左右に動かして編んでいくのですが、アパレルの場合、技術者は座らずに立ったまま編むのです。
中国などの大きな工場では、体育館のような広い作業場にズラーッと機械が並んでいて、若い女子達が一斉に機械を動かしている様は壮観。一日中、立ったままで重いハンドルを動かすので若くないと無理な話。
日本の場合は、高額な最新機器を揃える装置産業なのですが、中国の場合は、人件費が安いので人海作戦…だったのですが、豊かになったため、人件費がうなぎのぼり。最近ではそれも無理でドンドン奥地に入っています。
みなさま憧れのセレクトショップの定番ニットなども、中国生産の「手よこ」で作られています。エクストラファインやカシミアシルクの素材も中国のローカル素材ですね。
madameH CLOSET究極のウールニットは、国内の工場で、成型のプログラムを組んだ自動機で編んでいます。
「自動成型」と「手よこ」の違いは、編み目がキレイに揃っていること。編み目のデコボコがなくシャープで垢抜けた感じ。イタリア製のニットも殆どが「自動成型」なのです。



次回は続きを伺いましょう。

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by madamehcloset | 2018-04-06 08:00 | 究極のウールニット

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