教えて!究極のウールニット 素材Q&A

madameH CLOSET「究極のウールニット」の特徴について、デザイナーmadameH佐藤治子から教えてもらう「教えて！究極のウールニット」コーナーです。
まずは肌触りや着心地を左右する素材について。

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Q、madameH おはようございます。メリノウールってなんですか？

A、 はい、おはようございます。
ウール(毛)の原毛は羊さんですが、メリノウールはメリノ種と呼ばれる一番衣服に適した柔らかな毛の羊からとります。
メリノ種のルーツは、フランスとかスペインとかさまざまな説があるようですが、今はオーストラリア産が主となっています。タイプの違うウールは、例えば英国羊毛。毛が硬めで、ハリスツィードに代表されるシェットランド種などですね。

はい、こちらがメリノちゃんよ。画像は　merino.com より
毛を刈り取ってキレイに洗いをかけ、綿(わた)の状態にします。それを紡いで糸にすることを紡績と言います。

Q、いわゆる「上質のメリノウール」を判断するにはなにか基準がありますか？

A、メリノウールは繊維の太い順から、ファインメリノ、エクストラファインメリノ、スーパーエクストラファインメリノとグレードがつきます。繊維の細さの表示はマイクロンの数字で表し、この数字が少ないほど、しなやかで肌触りがよく高級品になります。
madameH CLOSET「究極のウールニット」は16.5マイクロンのスーパーエクストラファインメリノウール。最高級の糸です。カシミアと同じグレードですから、肌触りは最高にしなやかで自然な美しい光沢があります。
皆さんもご存知の英国老舗ブランド某JSのウールと同クラスなのですが、madameH CLOSETのニットはよりドレープ性(編み地の落ち感)に富み、風合いがさらっとしています。これは編んだ後の後加工の違いね。この点については次回の編み地とゲージ、糸番手の関係でご説明します。
ちなみに皆さんもmuccoも私madameHも愛用してた某国民的ブランドのエクストラファインは19.5マイクロンクラス。素材的には決して悪くありません。でも、すこし汗ばんだ時など衿ぐりや首回りがチクチクすることがあるでしょ？

Q、はい、あります！チクチクします。ですから肌触りのよいニットが欲しくて購入を検討しています。どう違うのですか？

A、チクチクするかしないかにこそ、素材のグレードがものを言います。
是非、madameH CLOSET「究極のウールニット」を実際に着てみて、肌触りの良さを体感すると、ご納得いただけます。

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次回は編み地と編み方について「教えて！」いただきましょう。

「究極ウールニット」ご注文は↓こちら↓からどうぞ。

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